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絞扼(こうやく)性神経障害とは

目次

絞扼(こうやく)性神経障害とは

絞扼(こうやく)性神経障害

脊髄から枝分かれした末梢神経が手足に至るある部分で絞扼(圧迫)されることにより、それより抹消の部位に痺れや感覚障害、筋力低下が起こってしまう状態です。

 

代表的なものとして、頸から出た神経が圧迫される胸郭出口症候群や、腰から出た神経が圧迫される坐骨神経痛などがあります。これらは周辺の筋肉の緊張により生じることもあります。

 

椎間板ヘルニアは脊髄もしくは、脊椎の椎間孔からでた神経の枝の部分を圧迫してしまうことにより感覚障害や筋力低下を起こしてしまいます。

 

絞扼性神経障害・椎間板ヘルニアともに神経を圧迫してしまうという状態は同じです。

 

そのため、腕や足の症状がある場合は筋肉によるものなのか、椎間板ヘルニアによるものなのかを判別し、治療していく必要があります。

 

MRIは判別方法の一つであり、ヘルニアで圧迫している場合画像で確認することができます

 

 そもそも胸郭出口症候群という症状はどういうものなのでしょうか?

胸郭出口症候群は、いわゆる肩こりとして自覚されることがあります。

 

上肢やその付け根の肩甲帯の運動や感覚を支配する腕神経叢(通常脊髄から出て来る第5頚神経から第8頚神経と第1胸神経から形成される)と鎖骨下動脈は、

①前斜角筋と中斜角筋の間、

②鎖骨と第1肋骨の間の肋鎖間隙、

③小胸筋の肩甲骨烏口突起停止部の後方を走行しますが、それぞれの部位で絞めつけられたり、圧迫されたりする可能性があります。

 

その絞扼部位によって、

 

斜角筋症候群、肋鎖症候群、小胸筋症候群(過外転症候群)と呼ばれますが、総称して胸郭出口症候群と言います。

 

胸郭出口症候群は神経障害と血流障害に基づく上肢痛、上肢のしびれ、頚肩腕痛(けいけんわんつう)を生じる疾患の一つです。

 

頚肋(けいろく)は原因の一つです。 腕や手に分布する神経や血管が圧迫されることで発症するため、神経症状として首や肩、腕にしびれやちくちくする感覚、刺すような痛みを覚えることがあります。

 

神経症状はさらに手先や体幹にもみられることがあります。

 

神経障害が持続すると、筋力の低下もあらわれ、 それに随伴して運動機能にも影響が生じます。

具体的には、手の握力の低下、巧緻性の低下(指先が不器用になる)などです。

 

血管の症状としては、血行の悪化から皮膚が白くなったり、青紫色になったりします。 血行障害で痛みや感覚障害が誘発されることもあります。

一般的に行われているの胸郭出口症候群対処や施術

一般的には保存療法と言って手術は行われませんが、良好な姿勢を維持し続けることが多いのです。

 

重たいものなどを持つことは避けるようにします。 他にも睡眠不足やストレスなどにも関係してきております 規則正しい生活を同時に行うのが重要です。

 

ただし、物理的に神経の圧迫がある場合には 手術にて頚肋を切除して空間を広げるようにします。

 

そもそも胸郭出口症候群の原因は 首には食道や気管、神経や血管、筋肉など多くの組織が密集しています。腕を司る神経や血管は、胸郭出口(きょうかくでぐち) と呼ばれる部分を通って、首から目的地である腕に向かって走行しています。

 

また、主要血管として鎖骨下動脈や鎖骨下静脈があります。 胸郭出口にはいくつかの物理的に狭い空間が存在しており、 こうした場所で神経や動脈が圧迫されることがあります。

 

神経や動脈が胸郭出口で圧迫されることで、胸郭出口症候群が発症します。

 

胸郭出口の狭窄部位としては、3か所あります。

 

斜角筋と呼ばれる首の筋肉で構成される部分鎖骨と肋骨の間、胸の筋肉である小胸筋と肩甲骨との間に構成される部分こうした狭窄部位で神経や動脈が圧迫を受ける可能性が高くあります。

 

前にも述べた通り、斜角筋症候群、肋鎖症候群、小胸筋症候群(過外転症候群)といった名称がつけられており、 これらを総称して胸郭出口症候群といいます。

では、なぜ当院の施術で胸郭出口症候群が改善するのか?

当院での治療はなぜその場所に痛みが出たのか?

なぜ神経が圧迫されてしまうのか根本的な原因を探り、 その原因に対しての姿勢の矯正を行うので症状が改善していきます。

そして悪い姿勢にならないように自宅でのエクササイズやセルフケアの方法をお伝えしますので、治療後のサポートもさせていただいております。

 

まとめ

絞扼性神経障害とは、頸から出た神経が圧迫される胸郭出口症候群や、腰から出た神経が圧迫される坐骨神経痛などがある

MRIは判別方法の一つであり、ヘルニアで圧迫している場合画像で確認することができる

胸郭出口症候群という症状は腕や手に分布する神経や血管が圧迫されることで発症する 一般的には保存療法で手術は行わない。

ただし、物理的に神経の圧迫がある場合には手術するこもある。

斜角筋症候群、肋鎖症候群、小胸筋症候群といった名称がつけられており、 これらを総称して胸郭出口症候群という。

当院では、根本的な原因を探り、その原因に対しての姿勢の矯正を行うので症状が改善していきます。